我無ちゃんねる 〜ニュースなび〜

虎ノ門ニュースより井上和彦氏のコメントを引用！
是非、安倍総理にもトランプ大統領にもプーチン大統領にも
靖国参拝してもらいたいｗ

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【ホノルル時事】米ハワイを訪れた安倍晋三首相は26日（日本時間27日）、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者が眠る米国立太平洋記念墓地をはじめ、四つの慰霊施設を巡った。翌日に控えたオバマ大統領との真珠湾での慰霊と併せ、かつて激しい戦火を交えた日米が和解し、同盟関係を深化させてきたことを国際社会に示す狙いだ。同盟軽視とも受け取れる発言をしてきたトランプ次期大統領に継承を促したいとの思惑もある。

　◇慰霊施設を歴訪
　「オバマ大統領と共に真珠湾を訪問し、慰霊と和解の力を日米に、そして世界に示したい」。首相は26日夜、ホノルルで開かれた日系人との夕食会でこうあいさつした。

　首相はハワイ到着後、まず真珠湾攻撃の犠牲者ら約5万人が眠る太平洋記念墓地で献花し、黙とう。続いて日系移民のマキキ墓地、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」事故の慰霊碑、攻撃に参加した旧日本海軍の飯田房太中佐をたたえて米側が建てた記念碑を順に訪れた。

　日系移民は1941年12月の太平洋戦争開戦後、「敵性国民」として財産没収と強制収容の辛苦をなめた。ハワイ沖で米原潜に衝突されたえひめ丸事故では生徒ら9人が犠牲となり、日本国内の対米感情の悪化を招いた。飯田中佐は真珠湾攻撃で落命した。首相が慰霊したのは、日米開戦から和解への歴史を語るのに欠かせない人々だ。

　首相は27日（日本時間28日）、62年に真珠湾に建設されたアリゾナ記念館をオバマ氏と共に訪れ、現職首相として初めて慰霊する。これより先、今年5月にはオバマ氏が現職の米大統領として初めて被爆地広島を訪問。両国民は歓迎し、批判は一部にとどまった。こうした状況から、首相は「和解の大きな力を世界に示す歴史的な訪問」にできると判断した。

　オバマ氏は広島で、謝罪の言葉は口にしなかった。首相もアリゾナ記念館での慰霊の後の演説で「二度と戦争の惨禍を繰り返さない」と不戦を誓い、和解を訴える一方、謝罪には言及しない見通しだ。

　◇同盟堅持へ正念場
　首相は4年前に政権復帰を果たすと、旧民主党政権下で傷ついた日米同盟の立て直しと強化に腐心してきた。中国の強引な海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発で、日本の安全保障環境が厳しさを増していることが背景にある。2014年に、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定。15年にはこれを基に安全保障関連法を成立させ、日米防衛協力の水準を高めた。

　歴史認識でも米国の理解を得るための努力を続けてきた。13年12月の靖国神社訪問で「歴史修正主義者」との批判が米国内でも高まったが、15年4月の米議会演説で「痛切な反省」に言及し、同8月の戦後70年談話では「深い悔悟の念」を表明。同時に、将来世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と未来志向を強調した。

　日本政府関係者は、安保法の内容を先取りした日米防衛協力の指針（ガイドライン）再改定や在沖縄米軍の北部訓練場返還などを挙げ、「過去の首相と比較し得ない程の成果だ」と胸を張る。首相は今回の訪問を4年間の集大成として、和解に基づく同盟の強固さを内外に印象付け、トランプ次期大統領に引き継いでもらいたい考えだ。

　首相はトランプ氏と大統領選後に既に会談、来年1月20日の就任直後にも初の首脳会談を調整しており、同盟堅持に余念がない。国家安全保障担当大統領補佐官に指名されたマイケル・フリン氏と会談した菅義偉官房長官は、同盟の行方について「そんなに大きく変化することはない」と指摘する。ただ、次期政権の出方次第では同盟の危うさを逆に露呈しかねない不透明な状況に変わりはなく、首相はまさに正念場を迎えつつある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000016-jij-pol