我無ちゃんねる～ニュースなび～

戦争に幾ら反対しても悪だと罵っても戦争自体がなくなる訳じゃない。
それは「悪人反対！犯罪者反対！交通事故反対！」というに等しい非現実的な呪文だ。

例えば交通事故を起こすことは勿論、悪いことだ。
しかし交通事故反対！交通事故は悪だ！といくらいったところで、交通事故がなくせるか？
相手が突っ込んで来たらどうなる？では車をこの世からなくしてしまえるのか？
中には酔っぱらい運転が悪いことを判ってて、それでも酒を飲みたいからやる、という輩も確実にいるんだよ。

いうべきことは「交通事故反対」ではなく「車にきをつけて交通ルールを守りましょう」であり「護らない相手を取り締まる」ことだろ？
もし酔っぱらい運転が人を轢いて逃げたら警察が追いかけて捕まえて司法で処罰する、それが次の事故を起こす者に対する抑止力になる。
軍備もこれと同じでいうことは「戦争ハンタイ」ではなく「戦争が起こらないように気をつけて他国とつきあいましょう」であり
それを守らない相手（中国）を軍が取り締まることであり、もし攻撃されたら応戦して相手を抑えることであり、
国際法に基づいて処罰すること。それが次の侵略に対する抑止力になる。

ここで「酔っぱらい運転する人も人間なので仲良くしましょう。酔っぱらい運転をするのは取り締まるパトカーが挑発してるせいだ。警察が悪い。取り締まりなくせ。酔っぱらい運転してる人にお金渡して土下座すれば酔っぱらい様が許してくれて、感動してもう二度としないはず。信じる者は救われる！」とでも言うのか？相手は犯罪者で友愛とかなんとかいうレベルの話じゃないの。ところが中国を擁護し9条守れと言ってる奴は、これと全く同じことをやっている。

もうひとつおかしいのは、サヨクは犯罪をおこした酔っぱらいが猛スピードで走り去るのと、それを緊急事態で猛スピードで追いかけるパトカーを同列に扱って「スピード制限護れ」といってるのと同じことを主張してることなんだよ。同じ「猛スピードで走る」でも立場が全然違う。緊急事態なんだから普段の交通ルールとは別のルールが適用されている。「戦争反対」という奴は、応戦する側と攻撃しかける側を同列に扱い、緊急事態であることを無視しているというとんでもない間違いをしてるんだ。

確実にいけないと判っていることに対して「反対」というのは、たやすい。自分を正当化出来て綺麗に着飾れる。そんな自分にうっとり酔える。
だが現実に出来もしない綺麗ごとにつきあっていられるほど世界は安穏ではない。
このように完全には避けられない嫌な現実があるという事実をいうだけで、まるで汚い現実に賛成でもしてるかのように曲解して喚くからサヨクは議論にならん。
理想だけで現実の醜さを受け入れられない奴は、それに対する現実的な対策も出せない。

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