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弾劾反対集会で記者暴行相次いで…「はしごで殴るのは殺人未遂」

憲法裁判所の朴槿恵元大統領弾劾と決定以降、弾劾反対集会参加者らが、取材陣を暴行する事件が相次いだ。特に写真記者たちの場合カメラなど装備を強盗されることも起きた。暴行を受けた記者たちの一部は、告訴に乗り出す予定だ。

連合ニュース写真部の李某記者は何の理由もなく集会参加者にはしごで頭を打たれた。この記者は10日「急に後ろからはしごで殴りつけられた」、「顔に傷を負って唇が裂けた。眼鏡もなくなった」と話した。加害者がこの記者を殴ろうとするシーンはSBSの映像に収められた。

以降、この記者は加害者を捕まえ様としたところ、集会参加者たちの集団攻撃を受けた。この記者は「集会参加者たちが私を路上に寝かせた後に殴った」、「やや精神が混迷になった」と話した。この記者はSBS映像に撮られた加害者を告訴する予定だ。

写真記者らは、カメラを持っているという理由だけで集団暴行の対象になった。フォーカスニュース写真部の成某記者は人込みの中にいて暴行を受けた。成某記者は11日「一人が来て言いがかりをつけたら周辺にいたすべての人たちが来て倒した後攻撃し始めた」と話した。

成某記者に対する暴行は、その後、警察が来た後に止まった。成某記者は「警察が早く現場から出て行けと言ったが、現場ですぐ撮影をして暴行を加えた人間を逮捕しなければならないのではないのか疑問がでた」と話した。 セウォル号などの集会の時、スピーディーな証拠と鎮圧が行われたのとは対照的だ。

成某記者は「告訴をしたくても不特定多数に迎えたため特定することができない」と、ため息をついた。 成某記者は、「はしごで殴られた記者もいるが、それには殺人未遂だと思う」、「気持ちは分かるんだけど暴力行使は正しくない」と批判した。

写真家のチョン氏も昼食を食べに行く途中に強盗・暴行を受けた。 チョン氏は「いきなり胸ぐらをつかまれて、倒した後に何かで攻撃し始めた、足で蹴った」、「頭を四発目に振られた時このままではたらたまらないと思って、目をつぶった」と話した。

チョンさんが目をつぶってやっと集会参加者たちは、暴行をやめて失神したように見える、チョン氏の手足を掴んで隅の方に移した。この過程でチョンさんは50万円相当の装備も奪われた。以後、チョン氏は救急室で検査を受けて鍾路警察署に強盗、暴行を申告した。

チョン氏は11日、電話インタビューで「暴行された当日より1日が過ぎたらもっと痛くて目を閉じると、当時の人々がめぐって殴っていた姿が思い出されている」と、苦痛を訴えた。 チョン氏は「装備を見つけることができるか分からないが、(暴行)現場近くにCCTVがあることを願うだけ」と話した。

記者たちの被害事例が続くと、全国言論労働組合は声明を発表して、「取材現場で記者たちが悪口を受ける事がある。 憲法が尊重する表現の自由だから」と、「しかし、記者暴行は記者個人に対する暴行を越えて言路を妨げる深刻な言論の自由の侵害」と皮肉った。

続いて言論労組は「数回繰り返される要求にも取材記者を保護していない公権力であれば、これも言論の自由を侵害した」とし「10日に発生した記者の集団暴行は公権力への挑戦であり、憲法への挑戦に徹底した調査が行われなければならない」と促した。

http://v.media.daum.net/v/20170311140338021